02.徹底した感染管理

読売新聞の記事より

読売新聞の特集記事で、滅菌費用について掲載されておりました。上記図の左下に「使用したハンドピースの扱い」グラフがありますが、当院では患者様ごとに交換・滅菌をしっかり行っておりますので、ご安心くださいませ。【※グラフ内の52%に該当】

安全・安心の歯科治療の為に・・・・

医院での感染管理おいては日本医療機器学会認定の滅菌技士の資格取得者が7名おり、医院全体で感染管理講習会などを開きながら新しい情報を共有し、患者さんもスタッフもみんながハッピーとなるよう感染防御に務めております。

感染には、空気感染、接触感染、飛沫感染があり、歯科においては接触感染と飛沫感染が重要視されており、更には治療時の水質管理にも注意しております。また、歯科衛生士の鈴木佐栄子が所属する日本口腔インプラント学会の研修施設が主催して毎年行われる歯科衛生士セミナーで「感染管理」についての講義を行っています。

使用器材の処理の基本的な流れ

洗浄➡滅菌➡保管

洗浄➡消毒➡保管

器材の用途や材質により滅菌方法、消毒方法等違いがあります。

治療器材の処理において代表的なスポルディングの分類を応用し用途等により その処理方法が決められている。

器材処理の基本

いろいろな器材による洗浄方法

  • 超音波洗浄機
    (温度管理)

     
  • (WD)洗浄と
    高水準消毒まで可能

     
  • 恒温槽
    (温度管理)洗浄

     

滅菌

インプラント器材をはじめとする外科器材や中空器材(歯を切削する器材・・タービン エンジン や歯に直接接触する器材・・バー)などの滅菌には滅菌レベルの高いヨーロッパ標準規格の クラスBの滅菌器を使用しています。日本国内での普及率は民間医療機関でわずか2%程度

オートクレーブの種類

  • クラスBの滅菌器

  • 歯の切削器材

  • 歯に直接接触する器材

  • 切削器材
    洗浄後➡注油

  • 患者さんごとに洗浄・滅菌
    洗浄後、個別パッキングして滅菌

  • 滅菌
    クラスB

滅菌カードによるチェック

インプラント器材等滅菌レベルの確認には必ず滅菌カードを各器材に同封し滅菌の状態を確認しています。

消毒

消毒剤の抗微生物スペクトル

器材熱に弱い器材においては消毒薬による処理をしていて、消毒薬の特徴や器材の用途や材質により消毒剤の抗微生物スペクトルにて選択し、用途によりその希釈濃度を変えて応用しています。


滅菌・消毒した器材への接触には患者ごとの器材用ピンセットを使用して交差感染の予防をしております。

環境

診療ユニットやワゴンなど環境に対する消毒薬の選択には、ATP拭き取り検査を実施し、データー的かつ人体に害の少ない消毒薬を選択しております。

  • ATP拭き取り検査セット

  • バイオトロール

ATP拭き取り検査とは

ATPとは、アデノシン三リン酸、地球上の全ての生物のエネルギー源として存在し、この存在により微生物等の存在の証拠となる。このATP拭き取り検査は、ATPと酵素(ルシフェラーゼ)を反応させることにより放出される光エネルギーを計測(数値化)し、ATPの量を知ることができる検査です。

除菌液

イギリスのByotrol社が長い年月をかけて研究・開発した除菌・抗菌技術「バイオトロール」を使用した、10倍に希釈して使用する除菌液です。即効性があり、強力な除菌力を持つだけでなく、乾燥後も除菌効果が持続します。

また、毒性も低く、生分解されるため、環境にも配慮しています

水質管理

診療ユニット内の水質管理

夜間等長時間診療していないことで、ホース内で細菌が繁殖するため、朝、診療前には必ず、淀んだ水をすべて排出する方法(フラッシング)を行い、新鮮な水道水を入れ、安心な診療を受けていただけるよう管理しています。

日本の水道事情

日本では水道法により有利残留塩素が0.1mg/L以上保持すること、大腸菌は検出されず1mLの検水で形成される一般細菌の集落数は100CFU以下に決められています。

管理

*診療前☞3分以上のフラッシング(排水)

*診療後☞過酸化水素溶液の吸引・滞留や定期的なホースの交換

口腔外バキュームの設置による感染予防

クリーンな診療室づくりを目指して

お口の中には300~400種類の細菌が存在し、その数は歯ブラシの状況にもよりますが、1,000個~1兆個以上とも言われます。

歯を削る際、それらの細菌(虫歯の原因菌・歯周病菌)や切削片(歯や金属の削り片である粉塵)と水に混ざった唾液・血液などが空気中に飛び散り歯科医院内の環境汚染の悪化のひとつとされています。

当医院では、感染予防の観点からこの飛沫感染のリスクを下げるのに効果的な最新型の口腔外バキューム、フリー アーム・アルテオを診療室の全ての治療台に設置しています。

口腔内バキュームと口腔外バキュームの併用にて患者さんもスタッフも安全・安心なクリーンな診療室をめざしています。

タービン(口腔外サクション有り)

タービン(口腔外サクション無し)

飛沫粒子の飛散状態 (粒子径Φ5μm)

  • 口腔外サクション併用時

    飛沫の顔周囲の飛散は見られない(飛沫粒子の飛散率)

  • 口腔外サクション単独使用時

    飛沫が顔周囲に飛散している(飛沫粒子の捕集率)

飛沫粒子の飛散率

お口の中だけの吸引では、飛沫粒子が40~60%近く飛散してしまいますが、お口の中と外の両方から吸引するとかなりの確率で飛沫が予防できます。

アクセス

〒230-0051
神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央2-2-4
ダイカンプラザ1F

045-521-5000

電話応対時間
9:00~20:00(日曜日は17時まで応対可)

9:00~13:00 / 14:30~20:00

※ 日曜日は17時までとなっております